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書き留めておきたいことがらがあれば

胃もたれする感想文

spotlight-media.jp

 

僕も「サイレントマジョリティー」はMVを見た瞬間「うおっ」と声を出してしまい、「やられたそう来るか」という衝撃を受けたのを覚えています。

 

そんな衝撃を素直に文章にすればいいのに、未整理な分類とむつかしくてよくわからない言葉選びで表現が空回りして感動が伝わってこないのが残念。。。

 

筆者いわく「ひとこと、なぜこの曲がすごいのか。それは「すべてがすごい」ところにある。(中略)すべてとは何か。「曲」「歌詞」「衣装」「振付」「アートワーク」「パフォーマンス」、そしてそれらをトータルでまとめあげた「MV」だ。」だそうですが個別に書いてある中身はそうなってないよなあと。あなたけっこう平手ちゃんについて語ってますけどその辺どうなの、的な。

 

「衝撃」の要素を分解して解釈しようという試みは結構なんですが、分解の仕方は正しいのか、所謂業界の分類テンプレに沿わない部分はないか、ちょっと考えてみて欲しかったなあというのが感想でした。変なテンプレにこだわって自分の感じた「衝撃」が文章上で歪んでいるような印象を受けます。直感ですばらしいと思ったことを書き下すのはいつだってたいへんだ。

 

僕が物書きの立場だったら「楽曲」「MV(演出)」「センター(平手ちゃん)」「その他」の分類で片付けてしまうんじゃないかなと。特に平手ちゃんの存在感というか華というか、そのへんの言葉にしにくいところを言語化したいかな、と思います、そうしないと共感が得られないと思うので(がボキャ貧ゆえ不可)。

 

なにはともあれ、乃木坂の妹分という絶対失敗の許されない立場で、このアイドル戦国時代でこれだけ華々しいデビューを演出したソニーさんとメンバーの方にはただ脱帽するのみです。将来が楽しみだなあ(親戚のおじさん目線)